●ロコロンドン市場とは

金現物市場の中で最も重要で、世界中の取引の中で中心的役目を
担っているのがロコロンドン市場です。

この価格は、米ドル建ての金
1トロイオンス(=31.1035グラム)
当たりの価格です。

又、ロコとは場所を表すとされ、ロコ東京(東京渡し価格)、ロコニューヨーク
(ニューヨーク渡し価格)という言葉もあり、ロコロンドンをベースにして
それぞれ運賃や保険料などのコストを加えたものになっています。

ロコロンドン市場といっても、東京証券取引所のような建物があり
その中で取引が行われているわけではありません。
ここでいう市場とはマーケットメーカー間で電話、コンピューター・ネットワーク
等を使って取引が行われ、受渡し場所がロンドンで行われることを意味して
します。

マーケットメーカーとは、他のマーケットメーカーやその顧客に価格を聞かれた
際、買値(Bid)売値(Offer)を同時に提示しなければならない人のことです。
そして、相手方が「買い」又は「売り」の意思表示がなされるとマーケットメーカーは自己の都合にかかわらずそれを受け入れ、取引が成立することになります。
このようなマーケットメーカーを中心として、その回りに商社、銀行、鉱山会社や投資家などが存在します。

金の取引は世界中で行われていますので、外国為替市場と同じように24時間取引が行われ、刻一刻と価格が変動しています。
主要な市場はロンドンニューヨーク東京香港チューリッヒの五つで、世界の5大金市場と呼ぶこともあります。特にロンドン市場は最も古い歴史を持ち
世界の金価格の指標的役割を果たしていますし、ニューヨーク市場では、先物取引が中心となって世界に影響をあたえています。


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■ロコロンドン市場